活動報告

さがみはらぶんか祭で防災トランプ体験ブースを出展しました。

本日はさがみはらぶ(相模原が好きな人が集まるグループ)で行われたイベント「さがみはらぶんか祭」に防災トランプのブースを出展してきました!

概要

当日は多くの人で賑わい、防災トランプのブースにも多くの方が立ち寄ってくれました。
防災トランプをプレイして頂いた「おみやげ」として、
「こども」は「えほんばなし」、

「おとな」は「オリジナルのトランプに防災ストーリーを書いたカード」をお持ち帰り頂きました。


せっかく参加いただいた時間を日々の暮らしに活かしてほしいなという思いからこうしたおみやげづくりを活動に取り入れています♪

さがみはらぶんか祭特別チャレンジ企画!!

さらに、「さがみはらぶんか祭特別チャレンジ企画!」として、
みんなでつくる防災ストーリーを実施しました!
具体的には…
開催時間中(11:00〜16:00)の間に完成した防災ストーリーの数で生活に役立つツールを無料でつくるという企画になっています。
「30話たまると、冊子「タメになる防災ストーリー集」を作成し、無料配布します!」
「60話たまると、アプリ「ぼうさいえほんばなし」を開発し、無料配信します!」
結果は…
のちほど記事の下の方でご報告します♪

トランプで遊ぶ

まずは楽しく考えるための雰囲気づくり♪
みんな一緒に防災トランプで遊びます。
からだを動かす防災193。
ドキドキ、ワクワク、防災ババ抜き。
話してる間に忘れちゃう!?防災神経衰弱も。


「でた!」
「あった!」
「とったー!」
トランプに呼び出された楽しい声についつい笑顔になってしまいます。

防災のお話をする

防災トランプの一番の特徴は「遊び方は通常のトランプルール」
それに加えて「防災の話をすると勝ちやすくなるボーナスがもらえる」ことです。
当然、みなさん勝ちたいのでどんどん話をしてくれました♪

お話がたまったらシールを貼っていきます。30話に届くかな⁈

おみやげをつくる

はじめは何を話したらいいのかみなさん戸惑います。
それでも話していくうちに、こんな話でいいのね!といって話しが止まらなくなる場合も。
それを短くストーリー、おはなしにまとめていくのは難しくもありますが、自分だけのお話ができる楽しさがあります。
「ものづくり」に似ていますね♪せっかく話した世界に二つとないご自身の体験や考えをおみやげにしてお持ち帰り頂きました。

印象的なやりとり

※岡:プレイリーダー
「家にいるときに強いゆれが起こった」というお題でMちゃん(小学2年生)とのやりとりをご紹介します。
 Mちゃん「つくえのしたに隠れるかな」
 岡「机のあるお部屋はどこかな?」
 Mちゃん「1階の玄関の前のリビング」
 岡「じゃあ、もし机のないお部屋にいた時だったら?」
 Mちゃん「うーん。物が落ちてこない場所にいる。」

その後、このやりとりから「防災えほんばなし」をおみやげにつくってみました。
それをMちゃんのお母さんに見せながらご報告。ぜひお家でも話して見てください。と伝えると…

 Mちゃんママ「1人でいるとき、怖いですよね。帰り道とか1人でいるとき心配。ブロック塀とか…」
 岡「お家で話されたことありますか?」
 Mちゃんママ「そういえば話したことなかったです。ちゃんと話してみます。」

というやり取りがありました。
これって大げさかもしれないですが、今まで親子の会話としてイメージできていなかった身の回りの危険に視野が広がったということなのかな。と思うことができてなんだかうれしい気持ちになりました♪

ひのじゃがくんの登場!

また、この日会場には東京都檜原村のゆるキャラ「ひのじゃがくん」がいました。
たまたま、当ブースに立ち寄り、なんと一緒に防災トランプをやってくれました。

ひのじゃがくん、ありがとう!

参加者の声

  • ポーカーでおはなししたい。(4才の男の子)
  • 初☆防災トランプ、とても楽しかったです!そして、思っていた以上に素晴らしいツールだと思いました。
    自分が活動している分野に応用できないかと思いました。

  • ユーザーの判断を引き出すコミュニケーションができるんですね。学校関係者なのですが、防災関連ってマニュアルに書いてないことが起きたら考えが止まってしまうという課題があります。その点をブレイクスルーできそうなツールですね。
  • こどもの居場所づくりなんかの活動をしてるんですけど、これは子どもが話ができていいですね!これうちの活動でも使いたいです。
  • これはいろいろな話ができていいですね!

チャレンジ企画の結果発表!

今回実施した、みんなでつくる防災ストーリー!企画の結果、、、、
見事30話のストーリー集めを達成することが出来ました!!
(60話は時間的に無理でしたね。)

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

今後のイベント

今後のイベントについては、http://bousai-trump.jp/eventinfo/ にてお知らせしています。
ご都合つく方、自分の身近な話題で防災意識を高める場に是非参加頂ければ幸いです。

~防災トランプのはじめて教室~
「自分の体験」が誰かにとってのこれからの防災になる。
「誰かの体験」が自分にとってのこれからの防災になる。
そんな防災話の交換をトランプしながらできちゃいます!
遊び方もいろいろ考案されて増えているのでときどきプレイしてもらって
防災に意識を向けるきっかけになれば幸いです。

防災トランプに興味を持たれた方いらっしゃいましたら是非お気軽にご連絡ください!

防災トランプ
http://bousai-trump.jp

引用元: さがみはらぶんか祭で防災トランプ体験ブースを出展しました。.

2014-08-31 | Posted in イベント, 活動報告No Comments » 

 

講演「学校で必要な防災教育の取組み」と防災トランプ講習会を実施しました。

oyama
2014年8月28日に、相模原市立小山中学校区連携教育推進会議にて、「学校で必要な防災教育の取組み」に関する講演と「防災トランプ」の講習会を行ってきました。

小山中学校区連携教育推進会議

小山中学校区には、小学校が2校(小山小・向陽小)存在します。小山中学校区連携教育推進会議は中学校と小学校の全教員(約100名)が一同に会し、連携を促進していく場になります。

今回のテーマは「防災教育」ということで講師依頼を頂きました。参加者がほぼ全員「学校の先生」ということで「・・・うまくいくのだろうか」と、大きなプレッシャーを感じていましたが、先生方の積極的な参加により有意義な講習会とすることができました。

当日の流れ

  • 「学校で必要な防災教育の取組み」に関する講演
  • 「防災トランプ」講習会
    • 講習の説明
    • 防災193 実演
    • 防災193 グループワーク
    • 「遊びかた」や「考えかた」のまとめ
  • 「アンケート」+「質疑応答」


自宅で防災訓練したことがありますか?

福本の防災教育に関する講演では、ほぼお決まりになりつつある質問ですが、いつも講演の冒頭に「自宅で防災訓練したことがありますか?」という質問をしています。今回は約100名中4名の方が訓練しているとお答えいただきました。

今まで2,200名程に聞いて1名程度でしたので、やはり生徒や児童を預かる立場の先生ということもあり総体的には意識が高いことが印象的でした。アンケートには「実施したいと思います。」という声が多数書かれていたので、今後実施して下さる先生方が増えるという点にお役に立てたことはとても嬉しく思います。

学校で必要な防災教育の取組み

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今回の講演では以下のような流れでお話しさせて頂きました。学校で必要な防災教育に関する取り組みと、講演後に控える防災トランプの講習会がどのようにリンクするのか?という点にウエイトを置いた内容となりました。

講演内容
1.防災について改めて考える
2.学校で必要な防災教育の取組み-2つの課題
 2-1.必要な防災訓練はひとりひとり異なる
  2-1-1.防災訓練の考え方
  2-1-2.科学的にわかっている「大地震が起こる確率の意味」
  2-1-3.ある中学生のリズムと防災訓練
 2-2.もしものときに助け合える関係づくりはいつも
  2-2-1.72hの意味
  2-2-2.愛川町小沢区小沢自治会における防災訓練の現状
3.防災トランプと上記課題のつながり
4.防災トランプがもたらす効果



防災トランプ講習会

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100名近くの方で一斉に講習ということで、限られた時間内でひとりひとり丁寧にやり方を教える時間は取ることができませんでした。そのため、「実演形式」で一度プレイの様子をお見せして、ポイントをお伝えしたのちに、8人グループに分かれて講習に取り組んでいただきました。


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立ちあがり全員本気モードで防災193をプレイ!


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勝負は1瞬で決まりました!


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勝利のガッツポーズ!



本音としては積極的に取り組んでいただけるか不安だったのですが、先生方はかなり本気で取り組んでいただけたようで、結果的には活気を通り越して熱気溢れる雰囲気で講習の時間が過ぎていきました。

印象的な防災ストーリー

〇新しく引っ越したマンションの理事にいきなりなった。これまでは防災訓練やろうと思ってても毎年流れていたらしい。今年は自分の番だから絶対やろう!と思って水の入った消火器の使い方など企画していたのに、当日雨で流れてしまっていた。

〇自分は3月11日に宮城県にいました。当時登米市の小学校に勤務していて、登米から自宅のある石巻に向かう途中のラジオではずっと気仙沼のことばかりが流れていました。石巻の状況がわからず、家について見ると自宅は無事でしたが、地震発生から7時間後に自宅まで津波がきました。そのときはじめて避難しました。

〇防災ずきんを被らせる
自分は子どもの頃、絶対に防災ずきんを被れという先生に怒られた。自分が教師になって、自分も絶対生徒に防災ずきんを被れと指導する。理科の担当なので、ガラスが割れたとき、一番空気抵抗が少ないとがった先端から落ちてくると説明する。防災ずきんでも、教科書でも被ってることで突き刺さることはないから絶対にかぶれと話して聞かせている。

〇大雨が降ってボートで避難。
昔、上溝にあった教員の独身寮は雨が降ると1回部分がよく浸水していた。ボートで避難したこともあるという話。今はないけどあの辺りはよく水が来ていた。

〇雷の話
自分の学校で、部活の大会を中止にするかどうか迷ったが、やはり安全第一で中止にしたところ、校庭の木に落雷した。
(この話を受けて、以下の話もでました)
自身が雷に追われ、玄関の軒下に入ったところでその真上に雷が直撃。自分は無事でしたが一帯で自宅だけが停電になってしまった。

参加者の声

  • 普段同じ職場にいても聞いたことがない話をできた。
  • 同じ話題でテーブルに着く、肩肘はらずにゲームを楽しみながら防災について話せるのはすごい。
  • うちのクラス(中学3年)で絶対やります!これ盛り上がりますよ。
  • とても楽しかったです!あまり話ができないお題に対しては「自分の危機意識がない」ということがよくわかりました。
  • ゲームとしても面白いですし、話しも面白い。
  • 楽しく行うことができたが、話を具体的にするのはお題によっては難しい。総合的には危機意識を芽生えさせるという点では非常に有用。
  • 他者と関わりながら学ぶことができてとても楽しかった。
  • 実体験を話したり聞いたりする中でそれぞれの対策や思いを共有することができた。
  • 身近なところから防災の意識を高められる防災トランプを発案されてすごいです。
  • ゲームをするときの「わくわく」「ドキドキ」感をそのままに、でもしっかり学習できるところがすごいです。
  • テーマが大人でも難しいな…と感じることがあったので小学校低学年に対するアプローチを是非知りたい。
  • お題が工夫されていて考え応えがあった。
  • みんなで1つのテーマについて話すことがとても楽しかった。こういった場が意外と少ないと感じたきっかけにもなった。
  • トランプを楽しみながら防災(普段あまり考えない内容)について語れて良かったです。
  • 既存のルールで遊びながらコミュニケーションをという方法が簡単でゲームを通して防災を学ぶという方法はとても良いと思いました。
  • 防災トランプ楽しませてもらいました。楽しみながら、様々な話ができてとてもよかったです。特にいろいろな状況を創造しながら話すことが出来ました。
  • 結構、本気になってしまいました。
  • 体験談を話すというのは自分の生活を振り返ることができるので良い。
  • 意外な人から意外な話が聞けて面白かった。
  • 童心にかえって楽しく遊びながらコミュニケーションをとることができました。近年の災害が多いため、防災に対する意識を高めることが大切だと改めて理解した。
  • 他の人の防災について話が聞けるのは日常への意識につながるためとてもよい。
  • 何を話そうかとドキドキしてしまった。
  • トランプのルールに話をプラスすることの新鮮さが良かった。言語活動の充実にもなった。
  • 楽しみながら防災について考え小さなことも絞り出し、笑いながらコミュニケーションがとれた。
  • コミュニケーションが取れたので楽しかった。
  • 193で盛り上がりました。ところどころ話入ったのでより楽しめた。
  • ドキドキ、ワクワク。そして、ボーナスという点がよかった。
  • 初めて聞いたときは大丈夫かな~と思っていましたが、やってみるとみなの本気のなりように感動しました。必ずクラスでやる機会を設けたいと思います。
  • プレイしていない間に見ていても楽しめました。
  • ゲームで盛り上がることで話しやすくなり、仲が深まると思った。
  • みんな真剣すぎた。体験談がとてもよかった。
  • 自己紹介ツールとして親睦を深めるにも、様々な防災の取組みに対する導線としての危機意識を芽生えさせる点で可能性を大きく感じた。

今後のイベントご案内

今後のイベントについては、コチラのページでご案内しております。
是非ご参加を検討頂ければ幸いです。
また、防災訓練のご相談、防災トランプを使った講演、体験講座の開催等、随時お受けしております。
是非、コチラのページにある問い合わせフォームからご依頼ください。

2014-08-28 | Posted in 活動報告, 講演No Comments » 

 

ご近所健康づくりの会で講演・防災トランプ体験会を実施しました。

相模原市大島・上九沢地区にあるご近所健康づくりの会からご依頼頂き、講演+防災トランプの体験会を行わせて頂きました。

当日の流れ

・自己紹介
・地域の防災訓練の実情
・防災トランプについて
・防災トランプ体験会
・アンケート

講演

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少し紹介すると、、、
地域に自力で避難できない人はどのくらいいる?
地域の防災訓練って?
自宅で防災訓練したことありますか?

このあたりについて、きちんと数字と実話で話をさせていただきました。今回は参加された方の中に自宅で防災訓練をしたことある人がおひとりいらっしゃいました!!
70代の女性の方で、3.11のときに揺れが強く動けなかった経験を踏まえて、地震を想定してすりをつけ、きちんと防災リュックを背負い手すりを使って避難経路を確認しながら家の外まで出る訓練をしたそうです。こうした話はぜひ、いろんな方にシェアして頂き、自宅にいることを想定した防災訓練の実施と質の向上に努めて頂きたいと思いました。

防災193と防災ババ抜きの体験


kamikuzawa
お話をする様子

kamikuzawa
193はいつくるのか!?

kamikuzawa
おてつきの決定的瞬間

kamikuzawa
机に突っ伏して大笑い

70代を中心とした方々の参加でしたので、話を引出し盛り上がれるか不安でしたが、全く問題なく楽しんでいただくことができました。

久しぶりにトランプで遊んだ方がほとんどですが、お孫さんと神経衰弱や七ならべをよくやっている方もいらっしゃって、トランプはなじみやすいというコメントも頂けました。
防災トランプ自体はいわゆる「呼び水」のようなもので、様々な話題を話す際に、ある程度発言機会を均等に与えたり、発言することで楽しくなるしかけがあったりと「コミュニケーション」を促進させることに重点をおいています。

トランプ本来が持つ勝ち負けに到達しないで時間が過ぎることもあるのですが、それは話がもりあがったというケースとしては良い事例だったりします。もし、勝ち負けをハッキリさせたい場合は発言時間やプレイ時間を制限するとスピード感持って進んでいきます。

印象に残った話

kamikuzawa

印象に残った話を防災ストーリーとして紹介しています。
今回、一番印象に残ったのは、、、
お題「少雨と日照りが続いている。」

Aさん「これ、あれよ。野菜が高くなって主婦が困るわよ。」
Bさん「家計に大打撃ね。」
Cさん「家庭菜園やっている方も大変よねぇ。」
Bさん「あ、そういえばサンワ(スーパーの名前)できゅうり98円だったわよ!?」
Dさん「マム(スーパーの名前)は73円のときもあったわ。」
Aさん「安いわねー。まだ買えるのかしら。」
Bさん「安い時に買っておいしく食べなきゃね。」
20代~30代でこのお題話すときは、わりとダムの貯水量などの話題になることが多いのですが、関連しつつも生活への落とし込み加減が大きく異なっていてとても面白いと感じました。自分は何度も防災トランプを実施していますが飽きずにあちこちで体験会できるのは、やはりこうしたユニークな話が聞けるからなんだなぁと改めて感じました。
今までに蓄積された防災ストーリーの一部はコチラのページでご紹介しています。

参加者の声

kamikuzawa

参加者から寄せられた声としては、

  • 防災トランプ、楽しかったし、大変ためになりました。是非、またお願いいたします。
  • 大変面白く為になりました。皆とコミュニケーションも取れ良い会となりました。
  • とても勉強になったし、楽しかった。防災トランプ、是非購入します。
  • このように話が広がって行くトランプはとても楽しくためになり友人に知らせたいです。介護予防にもいいですね!
  • とても楽しかったのでまたお願いしたいと思います。
  • 防災トランプを初めて体験したが一つの話題を皆で話すことができたのがとても楽しかった。
  • はじめてでも楽しめました。またやりたいです。
  • 共通の話ができて楽しかった。色々な発想がでてきて参考になりました。

等のお声を頂きました。ありがとうございました!

今後のイベントご案内

今後のイベントについては、コチラのページでご案内しております。
是非ご参加を検討頂ければ幸いです。

2014-08-26 | Posted in 活動報告, 講演No Comments » 

 

おしごとカフェで防災えほんばなしづくりのブースを出展しました!

今日はキャリアマムさんのおしごとカフェで防災トランプを使って
えほんばなしを作るワークショップを出店してきました。


場所は多摩センターのココリア多摩センター。


@おしごとカフェで


防災トランプを使って絵本をつくるブースを開いてきました。

プログラムの紹介

プログラムはとてもシンプルで、防災トランプを使って遊び、防災に関する話をして、えほんをつくろうという流れです。

 ①トランプであそぶ
trump

 ②ぼうさい(こどもの安全・危険)のお話をする
hanasi

 ③お話を絵本にする
ehon

こんな絵本ができました!

本当に多くのお子さんに参加して頂きました。
世界にふたつとない、素敵な絵本がいくつも産まれました♪

miran2

kyoudai

otokonoko

参加者の声

おとなから

  • へぇー!うちの子真剣にやってる。こんなに話できるもんなんですね!驚きました。
  • 防災トランプってこうやって遊ぶんですね。むずかしい話じゃないし、子どもにもわかりやすい!

こどもから

  • 楽しかった!どこでこれできるの?
  • またここ(ワークショップ)にきてね!一番に防災トランプやりたい・
  • もっとお話ししたい!もう一回やっていい?
  • お話3つもできちゃったよ!もっとえほん作りたい!ママにも見せてあげよっと。

絵本づくりを通して

kakikaki
今回のワークショップでは、親子で参加よりもお子さんが参加し、保護者の方は別のワークショップを楽しまれる方も多くいました。
今回参加してみて、子どもたちと絵本ばなしを一緒につくってみて、私自身が感じたことを少し紹介させて頂きます♪

緊張を解いて好きな話から体験談へ

はじめて知らない人とお話するわけですから、防災トランプで楽しんで盛り上がっていてもお話するときは緊張します。中には話はするけど、ふざけた話を展開してしまう子もいます。
例えばAちゃんは最初ふざけて「うんちくん」などの 話をしていました。楽しむだけならこれでもいいかもしれませんが、、、まわりの子の話や私とのやりとりでプレイとお話を重ねていくうちに、お姫様や大砲やウェディングドレスなど、ファンタジーのお話が多くなり、少しずつ家で一輪車が錆びていた話、学校で地震が来た時にどう逃げたかを細かく話してくれるようになりました。後から参加したAちゃんの弟には、「みぎひだりをみないで道路を渡るとどうなっちゃう?」とやさしく聞き、「くるまにひかれちゃうかもしれないね」と一緒にお話ができていました。

回を重ねるごとに意見が言えるように

またBちゃんもはじめは「えぇーお話⁈面倒くさい。」と言いつつも、そのうち他の子どもが「大雨が突然降ってきたら、洗濯物がぬれちゃうよ」と言うのに対して、Bちゃんは「それはキケンじゃないとおもう。雨とかで川の水が増えて、落ちて、流されちゃったとかキケンじゃない?」と自分なりのキケンに思うことを話してくれました。
こうやって話したことをえほんばなしにまとめます。

難しい言葉も「お題を読む」ことが理解の一歩

防災トランプに書かれているお題(危険の原因)には、ルビがふってあります。
そのため、小学校2年生以上であれば、多くの子がひらがなでお題を読むことができます。
お話をする前に、こうしたお題を読み上げることをルールにするとよいと思いました♪
例えば、Cちゃんは「台風が上陸した・・・じょうりくってなに?」といった感じで、わからない言葉を聞いてくれます。
防災トランプを子どもむけに初めてやったときは、「やさしく聞いてあげる」ことが大切だと思いましたが、読んでもらってわからない言葉について答えるやりとりが発生するのもまた素敵なコミュニケーションだと思いました♪

絵本ばなしが子どものコミュニケーションツールに

jyupe
なんどもなんども楽しんで遊んでくれた子は、えほんばなしもいくつか作ってくれました。やればやるほどに段々と具体的にお話にすることができました。今回嬉しかったのは、子どもたちは戻ってきた保護者方だけでなく、周りの大人にも「こんなのできたよー!」と見せまわっていたこと。

おしゃれをしたおませさんも、はじめは話すのが面倒くさいと言っていたこも、自分が話したことを思い出しながらしっかりえほんばなしとして記録します。
そしてえほんを見せつつ、防災トランプを通してお子さんが話した内容ややりとりを保護者の方にお伝えすると、みなさんびっくりされます。
お子さんは日々たくさんのことをしっかり考え、記憶に残しているんですね。お話したいこともたくさんあるようです。
こうやって、ぼうさいえほんばなしをこどもが自信を持って他人と話せるコミュニケーションツールとして活用してもらえたらとても嬉しいことであり、えほんばなしのめざすところでもあります。
参加者のみなさま、ワークショップ開催者のみなさま、ありがとうございました!

プレイリーダーのお誘い

現在、防災トランプを使ったえほんばなし作りを一緒に手伝ってくれる方を募集しています!
面白そうだな、一緒にえほんばなしをつくるお手伝いがしてみたいな、と興味を持たれた方、プレイリーダーの養成講座を受けて、一緒にイベントや教室をやってみませんか⁈
また、防災トランプをご自分の地域やご自身の活動で使いたい方も募集しています。
次回のプレイリーダー養成講座の詳細は下記のとおりです。
<開催日時>2014年9月7日(日)9:30~12:00
<開催場所>千代田区富士見区民館
洋室B
JR・東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線『飯田橋駅』から徒歩5分
<参加費用>3,000円(資料代+会場代)※学生の方は1,500円
<開催内容>トランプの遊び方(計5種)
      参加者の体験と考えを引き出す話し方
      自分の体験をもとにした話し方
      個人または団体で教室を開催する手順
参加を希望される方は
http://bousai-trump.jp/leaders/
からご登録いただけます!
楽しく話を引き出すコツも学べますよ♪

引用元: おしごとカフェで防災えほんばなしづくりのブースを出展しました!.

2014-08-23 | Posted in イベント, 活動報告No Comments » 

 

横浜南生活クラブで講演と防災トランプ体験会を行いました。

キララ賞(神奈川わかもの生き活き大賞)の受賞を受けて
横浜南生活クラブからご依頼頂き、講演+防災トランプの体験会を行わせて頂きました。

当日の流れ

・会の主旨
・自己紹介
・復興支援活動の概要
・多様な防災教育活動
・防災トランプについて
・体験会
・防災食試食+ランチ

講演

講演
少し紹介すると、、、
地域に自力で避難できない人はどのくらいいる?
地域の防災訓練って?
自宅で防災訓練したことありますか?

このあたりについて、きちんと数字と実話で話をさせていただきました。今回も参加された方の中に自宅で防災訓練をしたことある人はひとりもいらっしゃらなかったです。
地震で言えば、現代の科学でわかっていることは「大地震は必ず起こる。しかし、いつ起こるかはわからない」ということです。自宅にいる時間も短くない人が多いと思います。きちんと我が家にいる時を想定した備えを充実させていける人を増やし、そのお手伝いができればと思います。

防災193と防災ババ抜きの体験

防災193
防災ババ抜き
小さなお子さんもいらっしゃったので、テーブルをどかし、フロアマットをひいてみんなでトランプを楽しみました。
ときどき防災の話ができるチャンスが訪れ、具体的な話ができたり、盛り上がれば勝ちやすくor負けにくくなるボーナスがもらえます。

久しぶりにトランプで遊んだ方も多く、子どものまっすぐな話に楽しんで頂いている様子が多く見られました。
防災トランプ自体はいわゆる「呼び水」のようなもので、様々な話題を話す際に、ある程度発言機会を均等に与えたり、発言することで楽しくなるしかけがあったりと「コミュニケーション」を促進させることに重点をおいています。

トランプ本来が持つ勝ち負けに到達しないで時間が過ぎることもあるのですが、それは話がもりあがったというケースとしては良い事例だったりします。もし、勝ち負けをハッキリさせたい場合は発言時間やプレイ時間を制限するとスピード感持って進んでいきます。

印象に残った話や意見を記入

ストーリー作成&アンケート記入
印象に残った話を防災ストーリーとして紹介しています。
講演+体験会ではこうしたアンケートを頂きつつ、参加者のみなさまにフィードバックできる点が本当に嬉しいです。
今までに蓄積された防災ストーリーの一部はコチラのページでご紹介しています。

防災食 ノンカップ麺

防災食としてのノンカップ麺
さすがは生活クラブ、添加物等が入ってないおいしいノンカップ麺をふるまっていただきました。なんでこれが防災食なのか、ノンカップなのかという疑問が湧くわけですが、日持ちするのは当たり前として、「大量にあってもかさばらない形状」という点が一番大きいのではないでしょうか。
福本はカレーうどんを食べました。とてもおいしかったです。

参加者の声

参加者から寄せられた声としては、

  • 参加してみて久しぶりのトランプ遊びが楽しかった上に防災を考える、話し合える機会となりました。地震の備え、家族と防災について話し合いが必要だと思いました。
  • とても面白かったです。自治会でやれたらいいなと思う。子ども会、はまっことか。防災について改めて子ども目線でもっと考えるべきだと思いました。
  • 防災についていろいろな話をする機会になっておもしろかった。子どもといっしょに共有したいと思った。防災を身近なもの、今すぐにできることは何かということに引き寄せて話していただけたのでとてもわかりやすかった。こうした活動が地域に広げられるといいなと思いました。
  • 防災についていろいろなケースについて具体的に話し合っておかなくてはいけないと思いました。また、横浜市では家族防災員という制度があり、自治会ごとに活動を行っています。(研修は消防署等で行っています。)そのような場でも、今日のようなお話をしてもらえるといいなと思いました。
  • 防災トランプを体験してみて、いろいろなリスクがあることを感じられた。地震や水害などは浮かびやすいが他にも話題になって情報がはいってくるのでいいと思いました。防災についていろいろアンテナをはって情報を持っていることは大切だと思いました。
  • トランプをしながら書かれているお題についての話をすると、皆さんからいろいろな話を聞けて良かったです。あれもこれもついつい話が出てきてコミュニケーションツールという意味がよくわかりました。防災について、ひとりひとりがいつも考え、ご近所との交流が大事。どちらも考えなきゃと思いました。
  • コミュニケーションの力を高めるために有効だと思いました。話が長くなるとゲームを期待する人には少しだれてしまうかもしれない。例えば子どもと一緒にやるときなど。トランプの勝ち負けを意識した遊びかたも試してみたい。防災についてあらためて考えてみると、地震が一番怖くて、震度7だと動けないと聞いて3年前の東日本大震災よりすごい揺れが来るとわかれば、予め最初の10秒になにをすべきか考えておきたいと思った。
  • 防災193に参加して楽しかった。これをきっかけに防災の話し合いでも花が咲くことを体験した。防災トランプのプレイリーダー養成講座で学びたいと思った。地震はいつおきてもおかしくないことを改めて思いだし、赤ちゃんと自宅で避難するシミュレーションをしなければいけないと思った。

等のお声を頂きました。ありがとうございました!

今後のイベントご案内

今後のイベントについては、コチラのページでご案内しております。
是非ご参加を検討頂ければ幸いです。

2014-08-19 | Posted in 活動報告, 講演No Comments »