活動報告, 講演

横浜南生活クラブで講演と防災トランプ体験会を行いました。

キララ賞(神奈川わかもの生き活き大賞)の受賞を受けて
横浜南生活クラブからご依頼頂き、講演+防災トランプの体験会を行わせて頂きました。

当日の流れ

・会の主旨
・自己紹介
・復興支援活動の概要
・多様な防災教育活動
・防災トランプについて
・体験会
・防災食試食+ランチ

講演

講演
少し紹介すると、、、
地域に自力で避難できない人はどのくらいいる?
地域の防災訓練って?
自宅で防災訓練したことありますか?

このあたりについて、きちんと数字と実話で話をさせていただきました。今回も参加された方の中に自宅で防災訓練をしたことある人はひとりもいらっしゃらなかったです。
地震で言えば、現代の科学でわかっていることは「大地震は必ず起こる。しかし、いつ起こるかはわからない」ということです。自宅にいる時間も短くない人が多いと思います。きちんと我が家にいる時を想定した備えを充実させていける人を増やし、そのお手伝いができればと思います。

防災193と防災ババ抜きの体験

防災193
防災ババ抜き
小さなお子さんもいらっしゃったので、テーブルをどかし、フロアマットをひいてみんなでトランプを楽しみました。
ときどき防災の話ができるチャンスが訪れ、具体的な話ができたり、盛り上がれば勝ちやすくor負けにくくなるボーナスがもらえます。

久しぶりにトランプで遊んだ方も多く、子どものまっすぐな話に楽しんで頂いている様子が多く見られました。
防災トランプ自体はいわゆる「呼び水」のようなもので、様々な話題を話す際に、ある程度発言機会を均等に与えたり、発言することで楽しくなるしかけがあったりと「コミュニケーション」を促進させることに重点をおいています。

トランプ本来が持つ勝ち負けに到達しないで時間が過ぎることもあるのですが、それは話がもりあがったというケースとしては良い事例だったりします。もし、勝ち負けをハッキリさせたい場合は発言時間やプレイ時間を制限するとスピード感持って進んでいきます。

印象に残った話や意見を記入

ストーリー作成&アンケート記入
印象に残った話を防災ストーリーとして紹介しています。
講演+体験会ではこうしたアンケートを頂きつつ、参加者のみなさまにフィードバックできる点が本当に嬉しいです。
今までに蓄積された防災ストーリーの一部はコチラのページでご紹介しています。

防災食 ノンカップ麺

防災食としてのノンカップ麺
さすがは生活クラブ、添加物等が入ってないおいしいノンカップ麺をふるまっていただきました。なんでこれが防災食なのか、ノンカップなのかという疑問が湧くわけですが、日持ちするのは当たり前として、「大量にあってもかさばらない形状」という点が一番大きいのではないでしょうか。
福本はカレーうどんを食べました。とてもおいしかったです。

参加者の声

参加者から寄せられた声としては、

  • 参加してみて久しぶりのトランプ遊びが楽しかった上に防災を考える、話し合える機会となりました。地震の備え、家族と防災について話し合いが必要だと思いました。
  • とても面白かったです。自治会でやれたらいいなと思う。子ども会、はまっことか。防災について改めて子ども目線でもっと考えるべきだと思いました。
  • 防災についていろいろな話をする機会になっておもしろかった。子どもといっしょに共有したいと思った。防災を身近なもの、今すぐにできることは何かということに引き寄せて話していただけたのでとてもわかりやすかった。こうした活動が地域に広げられるといいなと思いました。
  • 防災についていろいろなケースについて具体的に話し合っておかなくてはいけないと思いました。また、横浜市では家族防災員という制度があり、自治会ごとに活動を行っています。(研修は消防署等で行っています。)そのような場でも、今日のようなお話をしてもらえるといいなと思いました。
  • 防災トランプを体験してみて、いろいろなリスクがあることを感じられた。地震や水害などは浮かびやすいが他にも話題になって情報がはいってくるのでいいと思いました。防災についていろいろアンテナをはって情報を持っていることは大切だと思いました。
  • トランプをしながら書かれているお題についての話をすると、皆さんからいろいろな話を聞けて良かったです。あれもこれもついつい話が出てきてコミュニケーションツールという意味がよくわかりました。防災について、ひとりひとりがいつも考え、ご近所との交流が大事。どちらも考えなきゃと思いました。
  • コミュニケーションの力を高めるために有効だと思いました。話が長くなるとゲームを期待する人には少しだれてしまうかもしれない。例えば子どもと一緒にやるときなど。トランプの勝ち負けを意識した遊びかたも試してみたい。防災についてあらためて考えてみると、地震が一番怖くて、震度7だと動けないと聞いて3年前の東日本大震災よりすごい揺れが来るとわかれば、予め最初の10秒になにをすべきか考えておきたいと思った。
  • 防災193に参加して楽しかった。これをきっかけに防災の話し合いでも花が咲くことを体験した。防災トランプのプレイリーダー養成講座で学びたいと思った。地震はいつおきてもおかしくないことを改めて思いだし、赤ちゃんと自宅で避難するシミュレーションをしなければいけないと思った。

等のお声を頂きました。ありがとうございました!

今後のイベントご案内

今後のイベントについては、コチラのページでご案内しております。
是非ご参加を検討頂ければ幸いです。

2014-08-19 | Posted in 活動報告, 講演No Comments »